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地に足が着いた本
DirectX9プログラミングについて、一番基本的なことを丁寧に説明している本です。高度なことは扱っていません。
　この本の何より優れているところは、全てが理詰めであることです。例えば本書ではDirectPlayについては触れていませんが、なぜ触れていないのかという理由も書かれています。

　マイナス点として本文中などに若干の誤植があるのは事実ですが、気になるほどではありません。また、本文中にはソースの中核的な部分しか載っていないので、本書単独で読み辛いところはあります。しかし、普通プログラミングを学習する際には、逐一コードを入力しながら確認した方が効率が良いと思います。実際この本もそのような使い方を考慮してかかれています。

　DirectX9とは名ばかりの、「中身は8のまま」のような本ではありません。8と9の違いの他、過去のコードと互換性があるかがわかるような記述がなされています。
　「リファレンス的なものではなく、DirectXを理解した上でプログラミングしたい。」「1行目から自分でコーディングしたい。」という方に向いている本だと思います。

(VisualStudioを用いての、Win32APIを利用したプログラミングの経験は多少あったほうがいいと思います。)
DirectXの基本が身につく
高速で動くことを要求されるゲームを作るには、
どうしても、VC++とDirectXで作ることが要求されることとなります。
C++は経験があっても、DirectXはどうもなぁ…、
という人にオススメです。

関数の説明が細かく載っていて親切でした。
（MSDNのコピペでしたが…ヾ（'▽｀；A

とにかく、これでDirectXの基本は充分勉強できると思います。

（本文中のコードに誤植が多少あったのは、ご愛嬌でしょうか…。。。
DirectX9によりプロの技を学べる本
DirectXを扱った本は多数あります。その中でも最新のDirectX9aを扱った本です。どこが良いかお勧めどころですが、インストールから始まり基本的な例題を通して学べるように構成されています（良い意味での基本的な良くある例題のことです経験者にはわかるはず）。そして、コンパイルの方法もVisual Studio 6.0 Visual をはじめStudio.NET 2002 や2003それぞれ丁寧に書いてあるので、本書で学べば例題すらコンパイルできなくて挫折する人も多く見ているがそいうことはまずないであろう。理解しにくいところなど初心者の立場でわかりやすく書いてあるので好感がもてます。たとえば、すべてのメソッドについてのパラメータ、戻り値を省略せずにちゃんと書いてある。本書で学べばDirectXプログラミング挫折者はかなり減るであろうし、たとえまともなプログラムが書けなくとも（これは本人自身の問題であるが）最終的に３Ｄの基礎知識や入力デバイスの使い方などを学ぶことができる。それから、黒猫くんの写真p.34とp.50（Farewell my lovely cat!）の写真もいい。それからDirectX 9.0aのSDKのCD付きですので本書とVisual Studio 6.0などのコンパイラがあればすぐに作業に取り掛かれます。最近C#とかJavaとかばっかり目を向けていたが本書によりC++でプログラムを書いてみようかなと思った一冊である。本書により一人でも多くプロの技を盗んでほしい。